富士吉田市のアロマテラピースクール&サロン Blanche です。
陣痛から産後の入院生活で、私が使用したアロマテラピーについてご紹介します。
私が入院中にお世話になったのが「ラベンダーポプリ」です。
ラベンダーバスケットやラベンダースティック、ラベンダーのポプリはよく知られています。
私が持っていたのは布製の小袋に詰めたポプリです。
ラベンダーの香りには枕元に置くとよく眠れるとか、陣痛時に血圧を安定させて痛みを和らげる効果があります。
私も2人目出産時に中央市「風香」の岸本さんに頂いたラベンダーポプリをお守りとして枕元やベビーコットの荷物置きに置いてました。
痛みが来た!と思った瞬間手にとって香りを嗅げるポプリの手軽さといったら!
ラベンダーポプリには陣痛中だけでなく、後陣痛の痛みにもとても助けられました。
もちろん、陣痛用のアロマブレンドのオイルを作って持参しました。
しかし、スクリュータイプの容器だったのが失敗でした。
「痛・・・!」となってから、クルクル蓋を取ってオイルやジェルを手に取ってとってぬりぬり・・・サポートしてくれる人がいないと思うようにできません。
痛みが出た時に香りを嗅ぐと痛みが和らぐのは感じていましたが、なんせ痛いときにそんなことやってられません。
片手で痛みを踏ん張りつつオイルのボトルを手に握り耐えていました。
揮発を恐れていちいちキャップを閉めていたのですが、陣痛中蓋を開けるのは辛すぎる。
途中からは開けっ放しにしてました。
しかし、ボトルから出す際結局オイルを手に出すために両手を使わなければならない。
片手は痛みを耐えるために使えない。
2人目出産のときは4000g超えのBig Baby だったので、骨盤がミシミシ音を立てて開いていくのを感じたほどです(笑)
痛すぎて、準備してきたオイルの香りが嗅げなくて辛すぎた私は、枕元に置いといたポプリを鼻に押し付けて呼吸しました。
すると、さすがは安産のお守り。痛いは痛いですが、こころなしか痛みがやわらぎ、精神的にも落ち着きを取り戻せたのです。
「これぞアロマテラピー!」
オイルとポプリを比較したらクンクンするほうが早いのは当然です。
無痛分娩など実施している病院もありますが、基本的に分娩時は鎮痛剤や麻酔などが使用できません。
だからこそ、「アロマがあってよかった」と思いました。
後陣痛の時も、痛み出したら真っ先にポプリを手に取り、鎮痛剤を服用しつつ、ブレンドオイルを塗ったりポプリの香りを嗅いで薬の効果がでるまでの痛みを凌ぐなどしておりました。
鎮痛薬は痛くなってから内服しても鎮痛効果効いてくるまでに時間がかかります。
薬の鎮痛効果が発現してくるのは内服後はだいたい30分程度。
その間に痛みをこらえているのはつらいです。
その30分の間、ポプリの香りを嗅ぐ、アロマオイルを塗布などして痛みを逃すなど、アロマテラピーだからできることがあります。
香りを嗅ぐだけでも薬の効くより早くに鎮痛効果を感じていました。
アロマオイルを塗り、手で鼻を覆うように香りを深呼吸すると痛みが和らいでいくのを感じることができました。
鎮痛剤を使っていても痛みを感じる後陣痛ですから、アロマでその後陣痛をなくすことはできません。
ただ、少し痛みが和らぐだけでも気持ちに余裕がうまれます。
ここで注意したいことがあります。病室にアロマディフューザーを持ち込んでアロマを焚くことはしないでくださいね。
個室ならばともかく、大部屋の場合は特に、他の患者さまがその香りを心地よいと思うかわかりません。
産まれたばかりの赤ちゃんにもどのような影響があるともないともいえません。
例えば、狭い病室でアロマディフューザーを焚いたらとうなるでしょう。
ミスト状になった水滴とともに赤ちゃんに降り注ぐことになります。
大部屋ならほかの部屋の方、廊下まで香りが飛散します。
ネット上でも、「赤ちゃんでも、芳香程度なら問題ない」という文章もよく見かけますが、それがどの程度なのかということは解明されていないといってよいです。
鼻は香りに慣れてしまうので、ほかの人からしたらきついくらいに香っている場合もあります。
香水のキツイ香りがする部屋に赤ちゃんを置いておけますか?
ほとんどの方は「NO」と答えるでしょう。
赤ちゃんがいる部屋でディフューザでアロマを使用したい場合は使用するデュフューザーの適応する部屋の広さや部屋の換気、使用する精油の種類と量に気を付けてください。
ミドルノートやベースノートを避け、トップノートを選ぶようにしてください。
量はいつもより少なくして使用するようにしてください。
そして使用する精油の品質にも注意してください。
その精油は検査され、残留農薬などが検出されなかった精油なのか。気になりませんか?
もしも精油に残留農薬があり、それを焚くことで赤ちゃんに降り注いでいたとしたら・・・
赤ちゃんでなくても、精油を選ぶ際には残留農薬がないことをきちんと検査されたものを使いたいですね。
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富士吉田市 ナード・アロマテラピー協会 アロマ・アドバイザー認定校 Blanche
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