看護師が教えるアロマ教室Blanche-ブランシュ- 講師の世理です。
前回のスケート記事【アロマで家庭の打撲ケア】
あのあとどうなったのかをまとめて紹介していきます。
9歳の子どもがスケートで転倒して両膝に内出血があったのですが、アロマテラピーでケアしつつ経過を観察しました。
【打撲・急性期に使用したアロマ】
・ヘリクリサム
・クローブ
・ペパーミント
・ラベンダー・アングスティフォリア
植物油にて希釈する。
1日3回程度
痛みと青痣になっている部位に塗る。
受傷0日目から4日目まではこの精油を使用していました。
受傷5日目になると「スース―するのが嫌」とのことだったので新しいブレンドオイルをつくりました。
【打撲・回復期のアロマ】
・ヘリクリサム
・ラベンダー・アングスティフォリア
植物油にて希釈。
青痣がになっている部位に塗る。
こどもが自分で塗布できるようにロールオン容器を使用しました。
「手が汚れないのがいい」と好評でした。
痛みがあるうちにロールオンを使用すると痛みが出ます。
ロールオン容器を使用する場合は痛みが減少、あるいはほぼ消失してからご使用ください。
ロールオンはピンポイントで使用できるので「ここだけ!局所的に使用したい」という場合に最適です。手も汚れません!
そして、7日目にはきれいさっぱり青痣はなくなっていました。
私の時より早い回復。子供の治癒力の高さがうかがえます。(にしても早い💦)
ヘリクリサムは日本人にはなじみが薄く、独特な香りがする精油です。
苦手と感じる方も多いかもしれませんが、効果は絶大です。
こどもも、最初は「くさい~!」と叫んでいましたが、1週間経つ頃には「なんか慣れた!」といっていました。
ヘリクリサムは「トラウマを癒す」と言われている精油です。
傷を負ってヘリクリサムを使用すると、その香りによって傷だけでなく「傷を負った」というトラウマまでも癒してくれる精油なのです。
ヘリクリサムを使用して、もっと過去のトラウマを癒すために使用することもできますよ。
骨折した場合にも使用できます。
しかし、病院で骨折と診断されればその場で処置することになります。
シーネやギプスで固定されていると患部に直接塗布するのは難しいですよね。
そんなときにおすすめしたいのが「患部になるべく近いところの末梢側に塗る」です。
例えば四肢の骨折でしたら手先や足先が包帯、あるいはギプスをしていても出ているはずです。そして、指先は良く動かすように指導されます。
手のひらや足の裏、指先など、患部より心臓から遠いところに塗るのです。
骨折後は末梢が炎症反応等により浮腫んできます。
そのため、末梢側のむくみケアとしてマッサージするオイルやクリームに、ヘリクリサムを低濃度でブレンドします。
そして、病院などで包帯交換時のタイミングはヘリクリサムを患部に塗るのを忘れないように準備しておきましょう。
オイル基材は垂れたりべとついたりが気になる場合があるので、ジェルやクリームなどの基材にブレンドしておくのがいいかと思います。
ジェルだと塗った後がべたべたしなくていいですし、クリーム基材だと保湿もされるのでおススメです。
ただし、皮膚に傷がある場合は傷を避けて塗るようにしてください。
打撲・骨折のケアオイルをつくりたい!という方はご連絡ください。
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