top of page

インフルエンザ予防に紅茶とアロマ

執筆者の写真: 世理 有薗世理 有薗

インフルエンザが流行してきてるようですね。


インフルエンザはウイルス性感染症なので、熱が上がったり下がったり。朝熱が下がって夜上がったり、37.5℃くらいまでしか上がらないなんてこともありますね。その時に流行する型によって熱型の特徴があったりしますが、基本的に上がったり下がったりしながら徐々に下がっていきます。


発熱から12〜48時間くらいに受診すると検査がスムーズです。朝熱が出たからといって慌てて受診しても検査をしてもらえなかったり、検査したとしても正確な結果が出ません。

「明日もう一度来てください」て言われることになります。

ただし、喉の痛みや咳・痰・鼻水、身体の痛み、頭痛、高熱などなどの症状が辛くて薬が欲しいというなら受診するといいです。


検査でインフルエンザが否定されたとしても「熱上がったり下がったりするけどずっと高熱が続いてる」場合は細菌性感染症の可能性もあります。細菌性感染症の場合は抗生剤の治療が必要になりますので、4日経っても高熱が続く場合は病院に受診しましょう。


よく、「抗生剤は飲ませない方がいいって聞くけど・・・?」という話もありますが、それは「抗生剤を予防的に内服する場合」の話です。風邪の多くはウイルス性感染症。ウイルスに抗生剤は効果がありません。しかし、ほとんどの場合はウイルス性なのか細菌性なのかわかりません。なので、昔は「細菌性感染症の可能性もあるから予防的に飲んでおこう」という感じで処方されていました。

今は風邪で抗生剤を処方する医師は少数かと思います。もし処方されて不信感があるなら医師に細菌性感染症の疑いがあるのかを聞いてみるとか、3日程様子を見て熱が下がりそうもないなら飲ませる、とか。

「ウイルス性感染症だろうと細菌性感染症だろうと、治ればただの風邪。」

抗生剤による腸内細菌についてを心配される方もいらっしゃいます。治らなければモトも子もありません。治ってからまた整えていきましょう。


我が家では、子供がコロナ禍の時期に4日以上41℃の高熱が続いて解熱剤も効かなくなり、休診なども被ったりで結局入院したという経験があります。

なので、高熱が下がる兆しがなければ発熱4日目から抗生剤投与できるように「明日の休診日に4日目になるんですけど、熱下がらなかったら飲ませるので抗生剤もらっといてもいいですか?」などと前もって処方してもらったりしてます。一時期は、細菌感染で抗生剤投与を繰り返した時期がありましたが、最近ではだんだん抗生剤を使わなくても回復するようになってきました。


1番大切なのは予防


寒くなって乾燥してくると免疫力はどうしても落ちてきます。普段から予防するっていってもどうすればいいの?と思っているなら試して欲しい方法があります。




紅茶でインフルエンザ予防⁈


私たちの身近なもので予防する方法をご紹介します。


それは、紅茶を飲む事です!

こまめな飲水も大切なのですが、紅茶に含まれる「紅茶ポリフェノール」はインフルエンザウイルスの感染力を奪います。他のお茶での実験結果を比べてみても、紅茶がダントツの結果。

お茶に含まれる成分のカテキン類が発酵過程で変化し、「紅茶ポリフェノール」が生まれます。この「紅茶ポリフェノール」が、インフルエンザウイルスの感染力を奪います。


15秒でウイルスを殺す紅茶の力。


市販の紅茶を使った実験では、通常飲む紅茶の濃度で十分。インフルエンザウイルスの感染性をわずか15秒で99.9%失わせることが可能です。ただし、ペットボトルの紅茶ではこの効果は期待できないので注意してください。




アロマテラピーでの予防もご紹介!


周囲でインフルエンザが流行っている時に使うレシピ(禁忌注意事項あり)

ラヴィンツァラ     3

タイム・リナロール   2

ユーカリ・ディベス   1

希釈用オイル      10ml


使い方1日に2回、10滴を胸に塗布します。低濃度なので毎日使用可能です。

もしいくつも精油を揃えられないという方はラヴィンツァラだけでもいいでしょう。


ラヴィンツァラをユーカリ・ラディアタに、ユーカリディベスをペパーミントに置き換えてもいいですし、マスクにつけておけばより予防効果が上がります。


⚠️3歳未満のお子様、妊婦、授乳中の方、高齢者、神経系統疾患を持つ方にはユーカリ・ディベスやペパーミントのご使用は禁忌となっております。また、高血圧の方、3歳以上のお子様は長期間、継続的、広範囲、多量などの使用は避けてください。



風邪の流行期間中に未就学児から使用できる予防レシピ

ラヴィンツァラ     1滴

ユーカリ・ラディアタ  2滴

ローズウッド      1滴

中性ジェル       5ml


1日3回、胸と背中の上の方に5日間塗布します。

5日間塗布したら一旦休息してください。


香りが強いと感じるなら低濃度からしようしてみてください。

オイルを使用してもいいですが、ベタつかないジェルはさっと塗るのに便利です。


インフルエンザを予防するにはやや力不足なところもありますが、小さなお子様に刺激の強い精油を使用するのは皮膚刺激やアレルギー等のリスクも高まりますのでご注意ください。



*紹介したレシピは効果効能を保証するものではありません。


*パッチテストなどで確認してから自己責任でのご使用をお願いします。万が一事故が起きた場合でも、一切の責任は負いかねますので予めご承知おきください。


閲覧数:7回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments

Rated 0 out of 5 stars.
No ratings yet

Add a rating
看板.jpg
bottom of page