
最近のSNSのアロマに関する投稿って精油のレシピや使用方法を紹介しているものが特に多くなってきたな、と感じています。
ご自身が「好き」と思った精油の香りを楽しんでいただければいいと思っているんですが
かなりの高濃度、時には精油を飲用したり原液塗布したりという発信が目に付きます。
NARD JAPANは基となっているヨーロッパでのメディカルアロマテラピーの情報発信の中心である研究機関NARD(Natural Aromatherapy Research and Development 代表ドミニック ボドゥー:ベルギー※)ですから、医療として発展してきたアロマテラピーのレシピに多く触れます。ですから、原液塗布や薬として飲用するレシピも目にしていますし、実際サプリメントや精油を含んだはちみつなどの商品もプラナロムから販売されています。
では、なぜ安易な原液塗布や飲用について注意喚起しているかといいますと、使用する精油が成分分析されていて農薬などが検出されていないものであることを前提に話しますけど。
飲用しても良い、悪いの単純な話ではないといこと
精油によって毒性が異なる
薬って毒にもなる。ざっくりいうと精油も同じ。
濃度の問題
植物のアレルギー問題
精油による特性
芳香成分の特性
芳香成分の吸収経路と毒性
年齢や疾患、妊産婦による禁忌と注意事項
ざっくりだけど、これだけの問題があるんです。
解剖生理学や精油の化学と特性や禁忌、注意事項、キャリアオイルの役割などを理解したうえで自己責任で使用するのと、
解剖生理学も知らず、精油の化学と特性や禁忌、注意事項も理解せずに、自己責任ということも承知せず「おススメされていたから」という理由で使用するというのはとても危険なこと、ということがなんとなくでもわかっていただければ・・・と思います。
要するに、SNSに発信している人はその辺わかっていて発信しているのかもしれませんが、その発信を見た人はそうではない可能性がありますよね?てこと。
「アロマテラピーは自己責任の世界だから何を発信したとしても、あなたが何も知らずにそのレシピを使用してなにか重大な反応が出ても、それはあくまで自己責任だからね」っていうことです。
なのでね、アロマテラピーを発信する人はもちろん、芳香以外の塗布や飲用でも使用したいという人は、誰かのおススメではなく、ちゃんと学んだうえで精油ごとに判断してほしいなと思うのです。
NARD JAPANのアロマテラピーの基礎、アロマ・アドバイザー講座の受講でしたら当教室で受講できますので、お問い合わせいただければと思います。
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