定期的に来る月の障り・・・生理痛(月経痛)
私は思春期の学生時代、生理痛がとても重い方だったようで、
生理の期間に限らず貧血で倒れたり、
生理中は剣道の練習試合の待ち時間に気を失い、
試合の応援中に気を失い、
授業中に教室で気を失っていたりしていました。
担任に声を掛けられて目を覚ますと、教室には自分一人・・・
当時は居眠りとしか思われていなかったので、周りの目はとても冷ややかでした。
自分でも居眠りとしか思ってなかったのでしかたありませんが・・・。
排卵後~生理直前の黄体期は眠気を強くするプロゲステロンの分泌が盛んになり、高温期でもあるため体温が高めの状態が続くこともあって、日中ぼーっとしたり、眠たくなったりします。その眠気は生理中にもそれが続くことがあります。
しかし、私の場合はどんなに我慢してもいつの間にか意識が飛んでいる強い眠気があり
生理期間に関わりなく、昼頃になると微熱(37.5℃程度)がでて、頭が火照る症状があり、更にひどいときは動悸、激しい労作時(部活の活動時)に息切れや過呼吸、眩暈、ふらつきなどのさまざまな症状がでていました。
午後になると37.5℃の熱が出るため早退することが1週間ほど続いた頃、
顧問は「風邪は剣道しながら直せ!」といい、
同級生は「あいつ、部活が嫌で午後に熱出して早退してる。ズルい。」という。
でも部活に出ると過呼吸で倒れる。
さすがに一回病院に行こうとな、となりましてやっと内科受診。
幼いころよりかかりつけの内科医の先生はとても穏やかな先生。
私の話を聞いて、「血圧をはかりましょう」と。
血圧・・・60/40mmHg/mⅼ
医師「ご臨終前の患者さんの血圧です・・・(笑)」
私「え?私、死ぬんですか??」
医師「いえ、入院している方の場合の話です。大丈夫ですよ。血液検査をしてみましょう」
血液検査の結果・・・ヘモグロビン6.0g/ml
血液検査をする際ベッドに横になるように促されました。
この頃、ベッドに横になると眩暈がひどくなり、頭を身体より低い位置にしたくなる症状もあったりしました。
鉄欠乏性貧血と脳貧血
これがその時に言われた診断でした。
医師「全体的に血が足りないですね。鉄剤と血圧上げる薬、どちらから飲みたいですか?」
鉄欠乏性貧血の治療に鉄剤と脳貧血の治療に昇圧剤の提案でした。
しかしこの2剤は同時に服用できないということだったので、鉄剤を先に飲むことで血液量が改善し、血圧も上がってくることを期待して先に鉄剤を内服することになりました。
ここから貧血の数値が安定的に改善するまで2年~3年ほどかかりました・・・
その後、私は看護学校の教科書を開いて知ることになります。
「あの時のあの症状、全部当てはまってる・・・あの時の私は気合が足りなかったんじゃなくて鉄欠乏性貧血だったのか!!」
滅びろ根性論・・・
内科検診でも下まぶたの裏側をみた医師が「うわっ」と言ってたのもそう。
どんなに頑張ってもいつの間にか意識を失っているのもそう。
部活中に過呼吸になるのも
微熱が続くのも全部全部貧血のせいだったなんて・・・。
貧血の症状がふらつきやめまいくらいしか知らなかった高校生の私に教えてやりたい・・・!!
内科検診で貧血なのは知っていたけど、なぜ病院に行くことを勧めてくれなかったんだ・・・!!(その時点で病院行こう・・・(-_-;))
そんなわけでヘモグロビンはここ何年も10.0g程度にで安定し、血圧は貧血の改善で最高血圧が90~100くらいにまで改善して、今でも血圧は低め。
生理で出血が多くなると「あ・・・貧血だ・・・」となります。
身体が「休め!」と言っているなら無駄な抵抗せず休むのが理想です。
もう少し、血圧上げて頑張ろう!と思って選んだ精油に「血圧は上げるけど休みなさい」と言われる今日この頃です。
仕事ですぐに休めなかったりする方も多いと思います。
私もかつてはそうでした。アドレナリンで乗り切っていた気もします。
その時はそれで大丈夫でしたし、自分の置かれる状況や環境で何がベストなのかは変わってきます。
仕事の日はなんとか乗り切れるけど、休みの日は一日中おふとん被ってベッドからでてこれない・・・とか。(^^;)
自分のことは自分が一番わからないと思うことも多いですが、身体に聞くとちゃんと知っています。
精油に触れていると「結局、自分のことは自分が一番大切にしないといけないなあ・・・」と思い知ります。
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