私は昔から寝つきが悪く、一時期は不眠症に悩まされ睡眠導入剤を服用していたこともありました。
今現在では睡眠導入剤は使用していません。しかし、今でも寝つきが悪い日はよくあります。そんな私が日常的に使用しているアロマレシピをご紹介します。
寝つきが悪い人の特徴
寝つきが悪い人は特徴があると言われています。
ストレス
↳ 「ストレスは万病のもと」とはよく言ったもので、睡眠の質にも大きく影響してきます。このストレスというのは「心身にかかる負荷による緊張状態」と言い換えることもできるのですが、この負荷に耐えれるキャパは人それぞれ度合いが異なります。ストレスを受けやすかったり、日中のイベントの影響で興奮したりしているとやはり寝つきは悪くなります。翌日にイベントが控えていると、ドキドキしたり、ワクワクして寝れなかった、なんて、経験したことはありませんか?それらも「ストレス」と言えます。
不規則な生活環境
↳ 睡眠リズムというのはホルモンによって調整されています。このホルモンは毎日同じ生活リズムで生活することで正しく機能することができるのですが、生活リズムが不規則なほど調整が難しいのです。眠いのに寝れない環境が長く続くとそれがストレスになって寝れなくなる、という負のスパイラルに陥る可能性もあります。
布団の中でのスマホいじり
↳ スマホだけではなく液晶や照明など光るものは全て睡眠に影響を与えます。これもホルモンが関係しています。簡単に言うと、光が目に入ってくると「起きる時間」と脳が勘違いするので寝つきが悪くなるのです。
入眠前のメールやSNSチェック
↳ 心配事や気がかりがあると寝つきは悪くなります。寝る前にメールやSNSを見ていると気がかりや心配事があると寝つきが悪くなります。
寝る直前の長風呂や激しい運動
↳ お風呂は寝る直前を避けるといいでしょう。体温が高いと寝つきが悪くなります。冬よりも夏の熱中夜の方が寝つきが悪くなるのはこの体温が下がらないことに起因します。体温が下がってくることで眠気が誘発されます。長風呂でゆっくり身体をあたためたい場合は、お風呂は入眠の1~2時間前に済ませておくといいでしょう。
入眠前の喫煙やアルコール、カフェイン摂取
↳ アルコールが入ると寝れそうってイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、実はアルコールは睡眠の質を下げるのです。よく寝て見えたとしても、その眠りは浅く、質の低い睡眠なのです。カフェインは興奮作用があり血圧を上げる作用もあります。睡眠前に興奮してしまうと寝れなくなってしまうので避けるのがいいですね。これも個人差が大きく、寝る前避ければ大丈夫な方もいれば、朝飲んでも夜寝れなくなる方もいますので、ご自身のカフェインへの耐性など把握しておくといいかなと思います。
これは、あくまで代表的な特徴を紹介しているので必ずしも当てはまる訳ではないのであしからず。
寝室のアロマ5選
アロマテラピーの醍醐味は香りです。
そして寝室はリラックスして過ごしたい場所。
寝室はリラックスできる、いい香りにしておきたいですよね。
鎮静作用を持つ精油がおススメです。エステル類を多く含む精油などですね。
1.ラベンダー・アングスティフォリア精油
ラベンダー・アングスティフォリアは真正ラベンダーとも呼ばれます。精油にも様々な種類がありますが、他のラベンダー精油は全くの別物となります。芳香成分類表が確認できるものでしたら、エステル類を40%程度含むものが睡眠に向く精油となります。
2.ラヴィンツァラ精油
の精油はクスノキ科の植物で「ラベンサラ」と呼ばれる精油と混同されていた時期がありました。学名Cinnamomum camphoraから得られる精油です。爽やかな木の香りで気分をリラックスさせ、安眠に導きます。風邪や流行性感冒の予防や回復に利用することができ、乳幼児や高齢者への使用にも適しているので家庭の常備におススメです。
3.マジョラム精油
別名スイートマジョラム。精神・神経系の不調の時におススメの精油です。モノテルペンアルコール類を多く含む精油です。副交感神経を優位にし、リラックスへ導きます。
4.オレンジ・スィート精油
柑橘系の精油で「オレンジ」の果皮から採れる精油です。爽やかで甘くフルーティーな香りは気分を明るくリフレッシュさせてくれます。リラックスにもリフレッシュにも適し、多くの人に好まれるため、ルームスプレーや入浴剤など、香りを重視したブレンドにおススメです。
5.レモン・バーム精油
メリッサ、セイヨウヤマハッカとも呼ばれる植物です。学者のハーブとも呼ばれ、レモンの香りのハーブティは頭をスッキリさせ、理解力や記憶力を増進させるとされています。精神、神経系への作用が期待され、神経衰弱、不安、不眠、緊張などに効果的です。
テルペン系アルデヒド類を多く含む精油であるため、皮膚に触れると皮膚が荒れる恐れがあります。塗布で使用する場合は低濃度に希釈して使用してください。
次回、寝室におススメのアロマレシピをご紹介します。
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