精油は古代の錬金術です。
たくさんの植物からとれる1滴。その一滴にどのくらいの植物の二次代謝物が詰まっているのでしょう?
鋼の錬金術師って漫画があります。
「賢者の石を作るのに必要な材料は何百何千の人間の命」
精油はこれに似ていると思いませんか?
たった一滴に、いったいどれだけの植物が使われているのか。
レモン1個につき精油がどのくらい採れると思いますか?
レモン1個分につき、約0.03ml程度と言われています。(収穫された個体によってその量は変化します。)
ミカン科の果皮は圧搾法といって果皮を絞ると出てくるあの汁なんですが、精油となると、絞った液体からさらに水分を取り除いたものになります。
比較的精油成分が多いため、水蒸気蒸留法で採取される他の植物に比べ安価なものが多いです。
ローズ精油なら1滴の精油を水蒸気蒸留法で採るのに約50本以上のダマスクローズの花びらが必要になります。
そう考えるととても貴重な1滴だと思いませんか?
では、最も価格が高いとされる水蒸気蒸留法で採取されるローズ精油はどのくらいの量が必要なのでしょう。
ドロッパーから出るレモン精油1滴の中には、一体何個分のレモンが凝縮されているのでしょう。
その精油1滴が0.05mlならば、レモン約1.5個分となります。
思っていたより多かったですか?それとも少なかったですか?
富士吉田市 ときわ台 アロマ教室 アロマスクール サロン カウンセリング アロマアドバイザー ナード ナードジャパン NARD JAPAN 認定校
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