ヘリクリサム精油が治癒を早めるワケ

ヘリクリサム精油（Helichrysum italicum ssp. serotinum）が治癒を早めるワケ

ヘリクリサム精油に含まれるβ-ジオン

①血液の再吸収を促進（血腫抑制作用）+++++

• β-ジオンが血腫の分解と再吸収を助ける。

• 血液の塊をやさしく分解し、しこりになるのを防ぐ。

②抗炎症作用+++

• 抗炎症作用により炎症を抑えて痛みや神経への刺激を和らげる。

③鎮痛作用+++

• 神経過敏を和らげ、痛みを和らげる。

④皮膚と組織の再生促進（瘢痕形成作用）+++

• 傷ついた細胞を修復し、瘢痕形成を最小限に抑える。

• 肌もきれいに整う（美容にも◎）

短期間であざが薄くなり、痛みが軽減していくのがヘリクリサム精油の凄い所です。

そんな凄いヘリクリサムではあるのですが、この血腫溶解作用などに、芳香分子がどのように働きかけているのかについて、詳しい機序はまだ解明されていません。

ただし、最近のいくつかの科学的データでは、エッセンシャルオイルに含まれる分子であるα-ピネンが、抗炎症特性とコラーゲンとエラスチン（組織の構造に不可欠な2つの分子）に対する保護効果が示されているようです。

この特性は、ヘリクリサムオイルの抗血腫および抗老化作用に貢献している可能性があります。

したがって、肌のハリを保ち(アンチエイジング)、組織の外傷に伴う炎症に関連する「損傷」を制限することができます。

ヘリクリサム滲出油がプラナロムにて発売していますが、これは『ヘリクリサムのいいとこどり』と言われています。